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4才のお誕生日に宗君と岩手旅
2018年 4月 23日（1泊）
【日程】宗君家（原町）→釣山公園→毛越寺→達谷窟毘沙門堂→中尊寺→祭畤スノーランド
まつるべ温泉 かみくら（宿泊）→一関美術館→道の駅・厳美渓
４月１９日に、クリッパーは４才のお誕生日を迎えました (^^♪
１才３カ月で我家に来たので、もう３年が経ったなんてねぇ
時が過ぎるのは、早いものです☆
空ちゃんが好きだった、キッチンドッグの
ニンジンとカボチャのケーキ（ガブリン）で、
お祝いしました♪
誕生日翌日の２０日の締め日を終えて、続く土日に仕事を頑張ってから
日曜の夜中の１時に自宅を出発して、車旅へ出ました
今回は、クリちゃんのお誕生日旅とでも、命名しちゃいましょうか（笑）
福島で暮らす、空父友人の宗君を誘って
３人と１匹で、岩手県一関へ向かいました
福島の南相馬から高速を使うと、３時間ほどなんですが
急ぐ旅でもないので
朝食にコンビニ、道の駅でトイレ、などと立ち寄りながら、一般道を走りました
一関旅の始まりは、釣山公園です
この公園は市民の憩いの場で、桜の名所だと知ったので来てみました
残念な事に、桜はほぼ散ってしまっていました
２日前の土日が夏のような暑さだったので、一気に散っちゃったのかしら？
桜まつりの赤い提灯だけが、葉桜の並木を彩っています
散る花びらも、これっぽっち。。。(;_;)/~~~
去年２０１７年の同じ日の山形では、満開の桜だったのに
今年の開花は、全国的に早かったんだねぇ
この状況じゃ、公園の山歩きをする気持ちも起らず
高齢者３人組は、Ｕターンして
花見散歩から、クリちゃんの遊び場探しに変更しました（＾－＾）
たぶん、ノーリードはダメなんでしょうけど
ボール遊びに、おあつらえ向きの広場を見つけたので
誰もいなかったので、ちょこっと遊ばせてもらいました
クリッパーったら、嬉しくって、嬉しくって（笑）
それはもう、飛んで跳ねての動きが激しくって～
ピンぼけ写真しか写せないほどのハッスルぶりでしたわ♪
（何枚も写したけど、ほぼ全滅。。。）
クリちゃんの旅の楽しみは、思いっきり走る事だからね～
土日のあの暑さだったら、ハアハアして苦しくなったけど
今日は、雨が降りそうな曇り空でしたので
かえって、伸び伸びと遊べました♪
釣山公園という名だけあって、公園の入り口には貸し杖が置いてありまして
宗君は杖を借りて、山歩きに備えてたんですけど
母さん的には、山歩きが中止になって良かったかもです(^^ゞ
続いては、毛越寺（もうつうじ）
平泉には何度も来ているのですが、毛越寺へは初めて来ました
ペットは入場できないので、クリちゃんは車でお留守番
公園のボール遊びの疲れと、昨晩からほぼ寝ていないので
これ幸いと、寝て待っていてくれることでしょう
こちらには、大木のしだれ桜の木が、どーーんと！！
実に見事な姿です
かろうじて、ピンクの花が残っていました
世界遺産の毛越寺は、平安時代に作られた浄土庭園が有名です
こういう広大な庭は、上空から全体を写さないと
目線の写真じゃ、庭の美しさは伝わりませんね (^_^;)
それでは御本堂へお参りへ
本尊は薬師如来で平安時代の作
薬師如来は、左手に薬壺を持つ病気を治す仏様だそうです
本尊の脇士には、日光・月光両菩薩
さらにその周りには、本尊守護の四天王が安置されています
このところ病気続きなので、神妙にお参りして来ました
お参りの後、賽銭箱の隣のおみくじを引いたら
あら！まあ！なんと！！ 大吉を頂きましたぁ(#^.^#)
神社は、２礼２拍手１礼で拝みますが
お寺では柏手は打たず、ただ合掌して拝むんですって
今まで、鈴を鳴らしてから柏手を打ってたわ～(＠_＠;)
こちらでは、５月１日から「藤原まつり」が開催されるそうです
源義経に扮した男優さんが、義経の東下り行列をするんですって
今年は、ＮＨＫ朝ドラ”ひよっこ”で、ヒロインの夫役だった磯村勇斗さん
歴代の義経役の面々がすごいんですよ
志垣太郎さんから始まって、稲垣五郎さんや藤原達也さん等々
一番の人出を記録したのが、タッキーこと滝沢秀明さんなんだって～
まっ、そういう混雑する時期には絶対に来ないので
見る機会は、一生無いでしょうけど
面白そうだわ～ （＾◇＾）
さて次は、達谷窟毘沙門堂です
こちらもワンコはＮＧなので、クリちゃんはお留守番です
こちらにも、それはそれは大きな、しだれ桜の木がありました
駐車場側にも、寺社側にも、大きなしだれ桜の木が何本も並んでいます
こちらの地域は、しだれ桜が多いのでしょうか？
圧倒されるほどに、枝ぶりのご立派な木ですよね
やはり、花は終りかけではありましたが、とても美しかったです
達谷窟毘沙門堂は、初代の征夷大将軍の坂上田村麻呂が
良民を苦しめる悪路王等の蝦夷を征伐した時に
戦勝は、毘沙門天の御加護であると感じて、建てられたそうです
坂上田村麻呂さんは、京都の清水寺を建てられた方なので
同じ様式の毘沙門堂が建てられ、１０８体の毘沙門天を祀っています
お堂の床下は、
祖先の霊魂があの世から帰り来て集う、聖なる場所とされ
現在では、人の立ち入りが許されない禁足地になっています
そう聞いちゃうと、じっくりと覗きこむのは、はばかられ・・・
凝視しないように、スーッと通り過ぎました(^_^;)
お堂の隣の岩壁には、大魔崖佛が彫られています
各地に魔崖佛がありますが、こちらが最北なんですって
昔は胴体もあったそうなのですが、磨滅が進み
顔だけになったそうです
顔も、磨滅が進んでいるんですって
保護といってもどうすればいいのか、、、難しそうですよね
金堂の薬師如来像のお顔が、とても素敵でした
ここ達谷窟毘沙門堂には、
貼れば、悪魔を払い福を招くと言われている”最強の護符”があるのです
もちろん！ 頂いてきましたわよ♪
次は、宗君のリクエストの中尊寺
お天気の悪い、ＧＷ前の平日ですが、大勢の人が来ていました
金色堂では、
外人さんの列に交じって見学して来ました
透明のガラスの向こうに展示されているので
上野のパンダさんを見る行列の
縮小版のような感じでしたよ
自分が若い頃は、
神社仏閣よりもテーマパークとかが楽しかったけど
人生を積み重ねた年齢になって
神社仏閣の空間に、癒しを感じるようになりました
信心からというよりも、
気持ちの癒しが受けられるから好きなのかなぁ
たかだか１００年くらいしか生きられない人間と違って
御神木や神社や仏像は、
何千年もこの地に存在している尊さと
人々が何世代にも渡って、
そのままの形で大切にしている尊さ
こういう場所には、
心地の良いオーラが溢れているように感じます
いろんなものを背負って生きていますからね
癒しで身軽にしてもらって、また元気に頑張ろう！と
意欲を貰えるのも、旅の大切なお土産です(^o^)丿
世界遺産めぐりを終了して、今日の宿「祭畤温泉」へ
これね、「まつるべ」と読むのですよ
山奥の１件宿で、小さなスキー場がお隣に有ります
今の季節は、スキー場でボール遊びができるかな？と思い
ドッグランは無いけれど、クリちゃんも楽しめるじゃんと決めました
ずっと車でお留守番だったクリちゃんの為に
チェックインの前に、祭畤スノーランドへ行ってみました
すると父さんが 『あれ！！ 熊だ！！ 熊だよ！！！』
とカメラを向けています
どっひゃぁー ＼(◎o◎)／！
向こうの山の斜面に、黒い生き物が歩いています
クリちゃんじゃありませんわよ、もちろん。
かなり遠くなので、超望遠で写しているのですが
動く速度が速いので
被写体を見つけ出すのにモタモタしている間に
移動しちゃいます
この斜面でこの動きですから、母さんが追いかけられたら
あっという間に捕まっちゃうよ(+o+)
どアップにすると、熊で確定ですよね。
被災地の草刈りで、巨大な猪豚に遭遇している宗君でも
熊に出会った事に興奮して、宿の人に報告していたんですが
『あ、そうですか』的な反応に
『珍しい事じゃないんだな』とひとり納得しておりました（笑）
ちなみに、相馬では、猪豚１匹でいくらと駆除費を貰えるそうです
それを収入源にしている人もいるそうです
向こうの山肌に見えるクマなんてそっちのけで
クリちゃんは、スキー場の広場でボール遊び♪
今日は夜から雨の予報なので、今のうちにたくさん遊んでおこうね
クリッパーのボールへの集中力ったら、半端ないっす
ボール集中力コンテストがあったら、上位に入賞するよ、きっと(^o^)丿
さすがに岩手のスキー場なだけあって、雪がまだ残ってます
今回の旅では、寒いと思って長袖を着て行ったのですが
土日が半袖で過ごすような暑さだった為に
寒さ基準を甘くみておりまして・・・
車に積んでいるフリースが、またもやお役に立ちました
夕方になったら、ぐっと冷えてきましたもん
昼食抜きという、我家の旅のスタイルに宗君も付き合ってくれて
３人してお腹ぺこぺこで、チェックイン（笑）
ペットの宿泊棟は、こちらの本館というか旧館です
犬連れ専用の出入り口があるので、気兼ねなくて便利です
ペットと泊まれる部屋は４部屋あるのですが、今日は私達１組だけでした
１階の２間続きの広い部屋に通してくれました
チビ空ちゃんも、クリちゃんと一緒にチェックイン
夕食は６時からなので、その前に、温泉へ～～
今月の末から露天風呂が開始になるので、大浴場だけでしたが
源泉かけ流しのお湯は、とても気持ち良く温まりました
カラスの行水の宗君とゆったり入ってきた父さんが
部屋でビールを飲んで寛いでいる間に
母さんはクリちゃんと、夕方のお散歩へ行きました
宿の隣に、お散歩にはもってこいのような林道があったのですが
さっき、野生の熊を見たばっかりだったので
なんとなーく、こちらへ進むのは危ないような…
熊って、遠くであれだけ大きいのですから
３５キロのクリちゃんなんて、赤ちゃんみたいなもんですよね
出会っちゃったら、どうなるんでしょうか？
熊とおんなじ真っ黒なので、他人とは思わず
熊さんが、「やあ、どーも」的な、対応してくれるなんてことは
まさか、ありえないし（笑）
クリちゃんは、「遊ぼう。遊ぼう。」ってするかもしれんし
どっちにしても、怖いじゃん (^_^;)
君子危うきに近寄らずで、隣の広場で走り遊びをして済ませました
お待ちかねの夕食は食堂で頂くので、クリちゃんはお留守番
山の宿なので、山菜づくしです
鹿肉は、いまひとつ好きじゃないと言っていた父さんが
この生わさびと食べたら、めっちゃウマいと申しておりました
他にも、三陸の焼き牡蠣や、山菜の天ぷらなど
どれもこれも、味付けが良く、とても美味しかったです
特に感動的だったのが、地鶏と山菜の鍋
このウルイという山菜が、美味しくって美味しくって
ウルイだけを、もっとおかわりしたくって
宗君が聞いたら、「無いです」と言われてしもた(^_^;)
最後にこの出汁で、雑炊を作ってくれたんだけど
胃に優しい感じで、大満足でした (^^♪
こうしていつも、旅先で美味しく頂けるのは
昼抜きで、お腹ぺっこぺこっていう事が
一番の大事な要素なのかもしれませぬ（笑）
寝る前のひとっ風呂に入って部屋に戻ると
宗君ったら、９時過ぎにはもう寝ちゃっていました（笑）
そして私達も、ごろりと横になると
すぐに、うとうととしてきて
１０時前には、全員が夢の中でございました (-。-)y-゜゜゜
朝５時に起きると、外は暗くてザーザー降りの雨
レインコートを着込んで、朝散歩へ出ましたら小雨になってくれました
クリちゃん、どこでやっちゃったのか分からないのですが
前足のかかとに当たる部分の小さな肉球が切れちゃってましてね
朝、部屋で遊んでいる時に
ちょっと触れたら、キャン！と泣いて痛がったので
気が付きました
暇さえあれば、ずっとぺチャペチャと舐めてます
歩いたり走ったりでは、特に痛がりはしませんが
その部分が、何かに当たらないように、注意して行動をしています
こんな状態なので
こんなお天気で、走り遊びができなくて丁度良かったです
朝食はシンプルだけど、量がちょうど良いメニューです
白米が美味しくって、蕗味噌とかの、ちょっとしたおかずで
何杯でもイケちゃうのです
膝が痛いのに、危ない、危ない。
東北だから、母さんの嫌いな納豆は、必ず付くの
宗君は喜んでたけどネ
食後のコーヒーを頂いて、もう一度温泉に入って
チェックアウトぎりぎりまで滞在して
ゆっくりと出発しました
新館の方のお客さんは２組だったので、とても静かでした
ザーザー降りではないけれど、雨の１日なので
今日の予定は、のんびりと帰るだけです
こちらの壊れた橋は、祭畤大橋
岩手・宮城内陸地震で崩壊した橋なんです
新しい橋が出来ていますが、災害遺構として残されているそうです
耐震の橋が崩壊したという事で
手抜き工事だったのでは？と疑われましたが
調査の結果
秋田側の岸というか土地が、大きく移動した為に壊れたのですって
それにしても、自然災害の威力は凄まじいよね
人間の想像をはるかに超えちゃう事が起きちゃう
計算式の上じゃ安全でも、完ぺきではないんだね
帰りの道すがら
道の駅・厳美渓に寄ってお土産の買い物をする前に
道の駅の隣に有った、一関市博物館に寄りました
各地域の常設展示の博物館って
繰り返し来たいとは思わないけど、はじめてなら楽しいのよ
和算検定クイズでは、初級の免許認定書を貰っちゃったワ(*^^)v
刀剣の展示では、美しさに魅せられちゃった～
道の駅 厳美渓で、夕食で美味しかった山菜を探したけど
雨だからかな？
野菜があまり置いていなくて、山菜も無かったわ
そうそう、このサザエさんのパッケージのお菓子
可愛くって面白くない？
味は、まったく美味しくなかったけど、インパクトは有るよね（笑）
帰り道では、雨が止んだり降ったりだったので
雨の具合を見計らって、
ＳＡでクリちゃんの散歩休憩をしました
常磐道の中郷ＳＡ（上り線）には
お散歩にちょうど良い、緑地がありましたよ
木の葉が茂っていたので、
下があまり濡れていなくて汚れず
ラッキーでした (*^^)v
帰りのお天気には恵まれなかったけど、
楽しい岩手一関の旅でした
クリちゃんの肉球の怪我は、
翌々日には、すっかり良くなりました
さすが４才。
回復力がすごいね （＾－＾）
→4月の花
ＥＮＤ
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